あの丘の上で【上】



その時、いきなりチャイムが鳴った。


「わっ!」


藤井くんは反応はしたけど起きる気配は無かった。


モニターを見ると橘くんだった。


「どうしよ、出るべきかな?」


そう迷っていると、ドアを叩く音がした。


「おい、拓馬!早く出ろ!」


仕方なくドアを開けた。


「…こんにちは?」


なんて挨拶していいかわからなくて疑問系になってしまった。