あの丘の上で【上】



「どうしよ…寝ちゃった。」


と言ってもどうしようもなくて。


日の当たる芝生に座り、高瀬さんの頭を膝に置いて寝かせた。


頭を撫でると嬉しそうに微笑んだ。


どれくらいそうしていただろう。


「今、何時だろ?」


「3時よ。あら、雪菜ちゃんはぐっすりね。」


いつの間にか沙羅さんとアレンさんが隣に立っていた。