僕も振り返ろうとしたけど、背中に衝撃が走って、何か温かいものに包まれた。 「雪菜にもさっきのことを話しておいてくれよ。」 そう言い残して、アレンさんは消えた。 僕の意識は完全に1人に向く。 「高瀬さん…」 僕を包んでいる腕はわずかに震えていて、顔の右にある頭もうつむいている。