あの丘の上で【上】



「私も不安だったなぁ。世界の運命がかかってる、とか信じられないわよね。」


そっか、沙羅さんはもう経験してるのか…。


「沙羅さんは…辛くなかったの?」


年はだいぶ離れているのに、何故かお姉さんでもできたみたいなきがして。


敬語も使わずに、失礼だな…。


「お姉さんなんて、嬉しいわね。昔に戻ったみたいで、私はその話し方の方が好きよ。」


あ、心が読まれた。