「…行こうか。」 庭を抜けて玄関に向かって歩いた。 「すいません、どなたかいらっしゃいませんか?」 インターホンなどはなく、ドアを少し開いて呼びかけた。 「後ろにいるわよ。よく来てくれたわね。」 びっくりして振り返ると、優しそうなお姉さんが立っていた。 「庭に昼食を用意したの、ついて来てくれる?」