あの丘の上で【上】



「すごい能力だと思うよ。…サンダルどうぞ。」


「…ありがとう」


高瀬さんが座っていた所に僕も腰掛け、足を洗う。


「藤井君には…いつも支えてもらってるね。本当に、ありがとう。」


僕が靴下を履いたのを確認して、靴を渡してくれた。


「僕…ちゃんと支えられてるの?」


「当たり前だよ、いつもありがとう!」


今まで見たことがないくらいの笑顔をくれた。