高瀬さんは左手に僕の靴を持ち、僕は右手に高瀬さんのサンダルを持つ。 高瀬さんの右手と僕の左手は繋がれたままだ。 さっきよりも歩くペースが速くなった。 2人で他愛のない話をしながら歩いている時、高瀬さんの表情が変わった。 「…ここ、結界が張られてる。」 そう言って、森の中を指差した。