「校長、失礼してもよろしいでしょうか?」 「下野君?もちろんです。 さぁ、座ってください。息子を同席させても?」 そこには、校長の息子、藤井 拓馬もいた。 「むしろ、彼にもお願いがありました。」 「僕にも…?」 雪菜が、人を信用したりしない彼女が、頭を預けた少年。 あの時、雪菜には彼が必要だと、何となくそう思った。