あの丘の上で【上】



「お前は、もしかして…あの時の…たしか海斗、と言ったか?」


「なんで、俺の名前…」


あの時のって何?


「生きておったのか、お前も巻き込まれたと思っていたがな。
流石に母親は死んだだろう?」


「なんで、そのこと…」


海くんが動揺している。