次の瞬間、海くんが目の前に飛んで来た。 いや、連れて来られた、と言った方が正しい。 「海くん! …氷漬けにされても操れるのね。 海くんを解放して、彼は一般人よ!?」 「ゆき姉ちゃん…何、これ、どうなってるの?…浮いてる?」 海くんはパニックに陥っていた。 そんなことも構わず、男は海くんをまじまじと見つめている。