あの丘の上で【上】



「本性がでてるわよ。」


「そんなことはどうでもいい。
お前ならあの手を燃やすこともできたのに、愚かな。だか、俺の力を断ち切るとはな。それも一瞬で、さすがだな。」


あの男の手は凍っている。


愛ちゃんを操っていたのはあいつの右手。


攻撃を受けた瞬間に無防備のあいつの手を凍らせた。


それによって愛ちゃんはあいつの呪縛から解放された。