あの丘の上で【上】



そして、右手を動かした。


「雪菜…?何、してるの?」


「愛ちゃん、大丈夫だよ、もう。」


愛ちゃんの攻撃が腕を貫通したからか、左腕はもう使い物にならない。


「愛ちゃん、能力、解除して…?
支えてるから、落ちないから大丈夫だよ。」


つららが愛ちゃんの手に戻った。