あの丘の上で【上】



ほら今も。


「今年は高瀬さんが出るんだって!おい、見に行こうぜ!」


「あー、1組はいいよな、一緒のテントだぜ?」


その言葉に黒い笑みがこぼれてしまう。


「拓磨兄ちゃん、怖いから!怖すぎるから!」


テントに着くと、高瀬さんは特別科の人たちと真剣に何かを話し合っていた。


「おい、拓馬、荷物おいて早く着替えろ。」


佑樹と海斗はもう着替え始めていた。


周りからは黄色い歓声。