あの丘の上で【上】



「では行きます。」


そう言って、前のように光に包まれる。


何分たったのか、定かではないけど、おそらく10分くらいしたぐらいにゆき姉ちゃんが目を開いた。


「…見つけた」


自分でも少し驚いたようで、興奮ぎみにそういった。


「え、見つかると思ってたんじゃなかったの?」


「厳重に警備されたところにいらっしゃるのかと思ってたの、それだったら見つけられないでしょ?」