「高瀬さん、しんどいでしょ?ベッドに戻ろう。」


「あとは俺に任せろ。祐樹は先帰っとけ。」


高瀬さんを抱き上げてベッドに運んだ。


「〜、藤井君、私、自分で歩けるよ!」


「病人は病人らしくね。」


問答無用で連れて行き、僕達は家に帰った。


あれから、高瀬さんは異常な治癒力を見せ、1日入院しただけで退院した。