でも、いつもより耳元で聞こえる声は少し嬉しそうだった。 「ゆき姉ちゃん、僕の母さんのこと調べるんだよね?どうするの?」 「どうしようか?何にも考えてないよ…。」 「それは後でね。もう遅い、そろそろ帰ろう。」 父さんの言葉に時計を見るともう11時だった。