あの丘の上で【上】



「藤井くんも早く、離さないでね。」


いつの間にか起きあがっていた佑樹と、高瀬さんから両腕を引かれる。


そして気付けば元の自分の部屋にいた。


「うお、帰ってきたのか。」


「お腹いっぱいで倒れそう…」


2人はそう言いながらまた座り込んだ。