森に抱かれて


「それはどうも…。あ、いや、それに恥ずかしながら、結婚出来る程の収入もないんですよ」

「収入なんて2人で働けばどうにかなるもんよ。私だって若い時はそうだったわ。それでも支えあってれば生きていけるものよ。お金が貯まってから結婚しようなんて思ってたら、一生出来ないわよ、先生」

「勉強になります」

「ま、人生は私の方が、少〜し先輩ですからね」

と、笑う中里。

「はい、少〜し」

「じゃ、また、連絡しますね、先生」