「ねぇ、シュウ。」 いつの間にか学校へ着いていて時間はギリギリだった 「今日、暇?」 俺もハルも部活には入っていない 「暇だけど」 「私、海に行きたい」 俺たちの住む街から電車で30分くらいのところに海がある 行けないことはないがまだ5月だ 早くないか? 「まだ、入るには早いぞ」 「見るだけでいいから」 ハルは「お願い!」と俺を見上げた 「わ、わかった。行こう」 「本当?やった!」 ハルは嬉しそうに 「じゃあ、放課後に門の前ね!」 と言って自分のクラスへ入っていった