白い線で

僕の頭は繋がってはいても

自ら行くことはできない


アンテナの受信機にすぎない僕


所詮僕は

現実で夢見人と呼ばれながら

生きていくしかないのだ




あの少女はどんな声で
言葉を口にするのだろう



存在しない

無機質な少女を 想う