やっと…

やっと…普通になれた俺。


すげー夢みたいな幸せな毎日を
送ってきた俺ら。


やっと掴んだ学校生活。



どうか…
どうか…優芽が…
優芽…無事でいてくれ!!


電車やタクシーを使うという
手段さえ考える暇の余地すらなかった。

無我夢中で向かった総合病院…


遅すぎた…