きゃーきゃー女は騒ぎながら
男はすっと廊下の道を開ける。

そんな日々

俺には興味なさそうな1人の女がいて
そいつはいつも花に水あげたり
友達を大事にして
放課後も無駄に一生懸命部活に励む
 

俺ならかなりかけ離れた
“真面目”な女だった。


気づいたら気になっていて
見かける度に目で追っていた。


日に日に惹かれていく俺。


偶然。
お互いを知る時があった。


“校外縦割り清掃”