「紗友里ちゃん、おはよう!」
私が紗友里ちゃんの側によりそう言うとこちらを向いてにっこりと解釈してくれた。
「みっちゃんおはよう。
みっちゃん昨日普通の時間に登校してたけど今日は早いんだね。
何か用事でもあった?」
「ううん、今日は早く起きちゃったからたまたまだよ。
紗友里ちゃんはいつもこの時間に来てるの?」
「ううん、うちも今日だけ。
今日までの宿題あるじゃん?
それ学校に忘れてきて出来なかったから早く行ってやろうと思って。
以外と難しいから短時間で終わんないと思うからさー。」
「私、あれ超時間かかった!
中学生の復習なんて受験終わった途端全部抜けたよねー。」
電車に揺られながら他愛のない話をして学校に登校した。