いくら考えてもシカトされている理由がわからなかった。 最初はたえていた花梨だったが次第にいじめもエスカレートしていった。 いじめの首謀者ともいえる子七海(ななみ)は親も強くて、周りの子も逆らえなかった 学校へ行きたくない。 親に話したのはいじめが始まってから二十がたったときだった。