*** 私が引っ越してきた理由を全て、壱に話し終えた。 「先輩…」 「今では、大輝に振られてもう付き合っていない。大輝は…私を嫌いになったんだと思う」 壱は少しうつむいた。 「じゃあ、全て話したから。私には…もう関わらない方がいいよ」 そう言って私は走り去った。 関わらない方がいい。 というよりもう私になんか関わりたくもないよね。 軽蔑されたかな。