今日は朝から疲れた・・・。


意味の分からない美少年


超二重人格お嬢様・・・。



この先が不安だー。




あ、クラスは・・・


*クラス表*

1組・・・ないな。
2組・・・も無し。
3組・・・も無い。
4組・・・も無い。
5組・・・あれ?






全部ない。
この学校は5クラスしかない。でも

あたしの名前はその5クラスとも乗ってなかった。


もう一度1組から見る。


何度も何度も確かめる。
でもやっぱりあたしのは乗ってない・


「滋賀さんー。滋賀花梨さーん」

「はははっはい!!!!!!」

誰に呼ばれたか分からないのに大きく返事をしてしまった。


現れたのは黒いサングラスを掛けて黒でまとめられたスーツを着てる男の人だった。


「あなたが滋賀さんですね」

「あっ、はい。あたし、クラスがないんです。あたしは何組なんですか?」

「それの説明のためにあなたをお呼びしているのです。」


黒い服を着た謎の男は「こちらです」といって



学校の校舎へと案内してくれた。