……えぇえっ!?はぁぁ!?
あっちも気づいたみたいで、扉の向こうで固まっている。
ーーー零……
やっぱり間違いない……
【 小林 零 (コバヤシ・ゼロ)】
あ・の・零だ…。
彼は、私の同級生であり、幼馴染だ。
けれど、零は中学生の頃にアメリカに留学し、引っ越しちゃってそれっきりだったけど…
でも、あの綺麗な顔立ちは…
あの独特の雰囲気は…
やはり、零であると示していて……
「どうしたの?2人とも固まって。」
「まるで、土偶みたいだね。」
「もうっ!悠人さんったらー!冗談は程々にねっ」
石化していると、どんどんイチャつく目の前のカップル。
こっちはそれどこじゃ無いってのに!
