「永久さんって知ってる?」

「えーっ!何それっ!」

「あ、私、聞いたことあるよ。呪いたい人の名前を書いた紙の上に、指輪を置くんだよね。」

「そう!あのさ、あいつ、うざいしさ、〝永久の罠〟でひっかけよう!」

「それいいねっ!!あたしも、あいつちょーっ嫌いだもんっ!!」

そんな会話から生まれた事件。