拝啓 梅雨の季節となりました。

お元気ですか。

今日は貴方に別れを告げよう、と決めました。

振り返ってみれば、私の人生は碌なことがありませんでした。

私を無視することが暗黙のルールとなり、いつも一人ぼっち。

一日中誰とも口を利かない、ということは日常茶飯事だったのです。

そんな中、現れたのが貴方でした。