走って、走って、走った私は
ホテルから出て、すぐちかくにあるコンビニ
の前に来ていた。
息を少しずつととのえながら
涼しさを求めてコンビニへ入る。
飲みもの買おうかな、
そう思って大好きなレモンティを手に取る。
、、、、
ーーーあ、財布ないかも。
はあ、だめだこりゃ。
なにしてんだろう、携帯とタバコしかもってな
いじゃん、財布ないとなんにも買えないよ..
財布だけとりにもどるとか気まずすぎる!!
『はああ』
こんな大きなため息はじめて出したかも。
「可愛くねぇため息だな」
その声の主は...涼夜。
片手にミルクティを持っていた。
コンビニでまで会うなんて..
は、ただの偶然だよね。
『可愛くないとか言わないでよ』
「なんも買わねぇの?」
えー!私の話し完全に無視だね!!
さっきもこんなことなかったっけ!?...
『財布ホテルに忘れたから...』
はははと作り笑いをしてみた。
「部屋にとりに行くわけ?」
『ううん、行かないよ、てか....』
「てか?」
『ううん、なんでもない』
「なんでもなくない」
『いいから』
「よくない」
『...大丈夫だからっ!』
「大丈夫にみえないから」
、、、っっ!
お菓子を物色しながら淡々と返事をする
この人が、涼夜が、なんだか苛々する。
話したって、友達大事にしないやつ。
って思うでしょ?
しかも、涼夜のことなのに話せるわけないし..
「はやく言えよ」
『...か、関係ないじゃん、もうかえるっ!』
私は涼夜の横を早足で通りすぎた。
誤魔化しきれてないのはわかってる。
でもこれ以上は言いたくない。
心配してくれたのに関係ないだなんて。
どこまで最低なんだろ、私って。
ーーーどうせ涼夜も追ってこない。
みんな離れていくから。
私の一言でいままでの関係が0に...
いや、マイナスになっちゃうんだ。
私は涙を堪えながらコンビニから
外で早足で出ていった。


