『襲うわけないじゃん!てか誰!?』



私は恥ずかしくて顔を赤くしながら

怒鳴りぎみになった。



「声でかい、うるせぇ」



大きなあくびをしながら、肩の骨をボキボキ

と鳴らす。




「この部屋なん号室?」


『511号室だよ!』




ふっと笑うと私に顔を近づけてきた。




「じゃあ、お前、友姫だろ?」




この声で..この顔で..なんだか胸が高鳴る。