愛してとは言わないから





「...あ、美味しい」



一之瀬くんが温めてくれたお粥は、卵とネギがたっぷりなとても優しい味のするものだった。



わたしの言葉に一之瀬くんはご機嫌そうに笑って、またわたしの顔をニコニコした顔で眺めていた。



とても恥ずかしくて、食べづらいけど、流石に文句なんか言えなくて黙って食べる。



「それ食べたら、また寝ろ。風邪ん時は、ゆっくり休むのが一番だろ」