愛してとは言わないから




でも、とりあえずなにか着ないとと思い中でも一番控えめな下着を身につける。


一之瀬くんの用意してくれたスウェットは
ブカブカで、上の服だけで膝の少し上くらいだ。

それに、ズボンも大きくてすぐにずり落ちてしまう。



だけど、脱ぐのもなんだか恥ずかしくて手で抑えながら浴室から出る。



「一之瀬くん、お風呂ありがとう。それに、着るものも」



「あぁ、気にすんな。って、なんで抑えてんだ」



微笑みながらも鋭い疑問を投げかけてきて、ドキッとした。



「えと、大きくて……」



「でかい?」


少し首を傾けて不思議そうな顔をする一之瀬くん。



可愛い……!


その仕草に思わずキュンとする。


と、いきなり抑えていた手を一之瀬くんが掴んだ。