自由人女子に一目惚れした天真爛漫ヤンキー




濡れて冷たくなったカーディガン着せてごめんな?


でも、蘭子の下着他のヤツに見せるよりはよっぽどいいじゃん。


ぴったり張り付いた白いセーラーから透けて見えたピンクの紐の線。


もう、マジで蘭子ちゃん煽るのヤメテ…!!



先にホームに着いたのは俺の家方面の電車。


こんなになってる蘭子置いて先に帰るの可哀想だしな………。


「……あのさ、俺んち来て雨宿りしてく?止みそうにねぇし」

「ほんとに?どうしよ……行こっかな……」

「電車行っちゃうぞ~!よし、行こ!」


ぐっと手を引っ張って電車に駆け込み乗車。


あー………運が良いのか悪いのか。


父さん、母さん、秋哉は家にいないんだった。


父さんの出張先に観光がてら着いて行くとかで今週ずっと家にいない。



「あたし迷惑じゃない?こんなカッコで家に入ったら……」

「大丈夫。俺しかいないから」

「そうなの?」

「おう!なんなら、俺とお泊まりしちゃう?なーんて、冗談…」

「うん。考えとく」


待って、俺から言ったのにすごい緊張してる。


まさか蘭子が「うん」って縦に頷くとは思わないじゃん!!