しばらくした放課後、あたしは真っ先に下駄箱へ行くと男女の言い合う声。
帰りたいのに行きずらいわ。
「いいからさ~先輩遊ぼうよ」
「嫌っ……離して!」
「可愛い顔してんね。この先輩遊び慣れてそーじゃん♪」
この声は……。
下駄箱の影からチラッと覗くと、腕を掴まれて男達に連れて行かれる……諒哉の幼なじみ。
舞、だっけ。
しかも………1年じゃん。
これは助けに行かないと危ないかも。
あたしは後ろから、コソコソ着いて行くと2階の資料室に入ってった。
「………何してんの?」
「げっ……。先輩じゃないですか~♪今から遊ぶだけですよ」
「その女の子……嫌がってるように見えるけど?」
「たっ、助けてっ……んっ」
男に口を塞がれた舞。
完全に遊ぶ空気じゃない。
「その女の子……友達だから返して」
「ふっ……女一人で助けに来たんだ?友達思いだね~!」
「うっせーな。早く返せって言ってんだよ」
「先輩生意気……一緒に遊ぼっか」
ヤバイ。
連れ込まれる。
スマホ……確かスカートのポケット………。

