蘭子と付き合う前は、嫉妬とか焼きもちとかめんどいって思ってた。
枷になるだけだ~って。
でも今は違う。
蘭子に妬かれたら嬉しいんですけど!
「チョコ……あげる。チョコクッキー」
「やーっとお預け解放♪ありがとー!」
「味の保証はしないけど……マズイって言ったらぶん殴る」
「なんだそれ!可愛い顔して物騒なコト言っちゃダメだろ~」
チョコクッキーを食べて、不機嫌な蘭子の頬をつまんでみた。
ふにふにの頬が可愛いな、おい。
クッキーは安定のうまさ。
「うまいよ。安心して?」
「だって、あたしの手作りだもん」
「さっき、あんなに自信なさげだったのに~!お返し期待しといて?」
「期待しとく。忘れたナシだかんね?」
「俺が忘れるわけねぇじゃーん!」
元カノのお返しは覚えてたことないけど、蘭子のためなら覚えてるって!
俺、相当蘭子にハマってるし。
好きでたまんねぇもん。
どんなにたくさんの可愛い女の子達からもらうチョコよりも、蘭子からもらえるチョコが一番嬉しい。

