病院を出たら、骨折してるのにスキップするバカな彼氏。
呆れるわ………。
「夫婦に間違えられたなっ♪」
「そうだね」
「俺らまだ高校生なのに!はぁ~ケガしたのに幸せ」
「これ以上悪化させたら、正真正銘のバカだから。少し大人しくしなさい」
そんなあたしの声も聞かずに、スタスタ歩く。
こっちは本気で心配してんのに……。
骨折してない右手であたしの左手をぎゅっと掴んだ。
久しぶりに手繋いだかも……。
「蘭子。この辺にコンビニある?」
「あるけど……」
「コンビニ寄ってかね?」
「それより早く帰って休みなよ」
「ヤダ!もうちょい俺に付き合って」
呆れつつコンビニに行くと、真っ直ぐお菓子コーナーに行く諒哉。
珍しくケーキ物色してる。
「ケーキなんて食べるの?」
「蘭子となら食う~」
そう言って選んだのは、苺のショートケーキを2つ。
おいしそう。

