自由人女子に一目惚れした天真爛漫ヤンキー




昼休みになって、やっと屋上から教室に戻る。


銀は隣で小説を読んだまま。


つまんなくてふらふら廊下を歩いてたら、ありすちゃんと話す蘭子発見ー!!


「蘭子~!」

「あ、諒哉……」

「やっぱ可愛いー!なぁ、今日も一緒に帰ろ!?」

「無理。ありすと遊ぶ」

「あっ、え、えっと……なんか、ごめんなさい!桜井くん!」

「だ、大丈夫~!蘭子と仲良くしてくれてありがとー!」


テンション一気に突き落とされた気分!


でも、蘭子にも遊ぶ友達がいるってこと知って一安心。


今日はしょうがねぇから銀と帰ろう。



放課後になって久しぶりに銀と二人で帰る。


大地がいないから盛り上げるうるさいヤツがいない。


「銀たんと帰んの久しぶりだなぁ!」

「そうだな。ずっと引地と帰ってたのに、とうとう愛想つかされたか?」

「ぶっ飛ばす」

「冗談だって」

「お前こそ、正体不明の彼女に愛想つかされたのー?」


俺の挑発に乗ることなく、涼しい顔でスタスタ歩く。


さすが、冷徹男子。


冷たすぎて裏でこんなあだ名つくくらいだ。


よく彼女にフラれねぇな~。