【諒哉side】
自由にふらふらしてて、毎日を笑って過ごす校内トップの俺の最近の悩み。
彼女が可愛すぎて困る。
蘭子の素直じゃないとこも好きだし、ポーカーフェイスなとこも好き。
あっ、人に流されないとこも好きだ!
好きなとこ言ってたらキリがない。
「あー!もう、どうしよう……」
「さっきからうるさい。諒哉」
「じゃあさ!銀は彼女に対してなんて思うー?」
「そりゃあ……普通に可愛いとは思う」
秋の少し肌寒くなった屋上で、銀と俺でサボリタイム。
大地は女の子とお泊まり中で欠席。
そんな銀は珍しく小説を読んでる。
うわぁ~………銀が本読むんだ。
「……何?」
「その本、どしたの?」
「あーこれ?彼女が渡してきた。面白いから読んでって」
「マジで銀の彼女教えろよー!誰!?」
「今度な」
いっつもそうだ。
「今度な」の一言で片付けるんだからさ~。
でも、彼女の趣味に合わせるなんて銀もけっこう変わった。

