あたしの想像は大正解。
この人は人脈広いにも程がある。
歩く先々で「俺の彼女」って紹介されるから。
ても、この「俺の彼女」って響きはなぜか嫌いじゃない。
むしろ………好きかも。
「俺の彼女!最高にかわいっしょ?」
「へぇ~!かわいいじゃん!一日だけ貸せよ~?」
「ダメダメ!貸さねぇよ!?だって俺この子だけだし!」
「諒哉が女の子を一人に絞るなんて……お前、変わったなぁ」
「バカ!彼女の前でそうゆうの言うなっ」
金髪の男とケラケラ笑って話す諒哉。
知りたくもないけど、当時の諒哉の女遊びの激しさが分かる。
まぁ……あたしには関係ないから別にいんだけどさ。
「蘭子……」
「ん?」
「さっきアイツが言ってたこと気にすんなよ?ほんとに今の俺は蘭子だけだし!」
「イチイチ気にしないってば。そこまで小さい女じゃない」
それに何となく想像ついてたしね。
諒哉は女の子に慣れてる感が出てるもん。
あたしと付き合ってて浮気なんてしたら、即刻公開処刑にしてやるけど。

