ステージが暗くなり、セットが始まる。 時々鳴るギターやドラムの音に痺れた。 「一番前行こう!」 人々を掻き分け、一番前へ出る。 完全アウェイのため、最前列はほとんど人がいなかった。 「次はあの変なグループだよな?」 「ふとももフェチ? 大したことねぇよ」 そんな声が聞こえた時、ステージが明るくなった。