続・危険なアイツと同居生活







そんなわけで……




俺は今、とあるライブハウスに来ていた。

北野さんと、後輩たちと一緒に、中山の晴れ舞台を見るために。





中山には何も言っていない。

仕事終わりの俺たちは、もちろんシャツにネクタイ姿。

俺たち以外にそんな人たちもちらほらいた。

だが、お目当ての彼女はどの女性か、見当もつかない。





「戸崎もライブ行くのかぁ」




北野さんがまた意味深なことを言う。

そんな北野さんに、




「行きます、行きます!」




慌てて言葉を返す。




「戸崎が来ても、レベル低くて楽しくないんじゃない?」




北野さんは時々意地悪だ。

俺は頬を膨らませて答えていた。




「そんなことありません!

断じて違います!!」