ドラムがリズムを刻み、ギターがキラキラしたメロディーを奏でる。 ベースは柔らかい低音を鳴らし続け、伸びやかな歌声が響く。 Fとは全く違う世界観。 明るくて、爽やかで、青春で、元気。 そのビタミンカラーの音楽に、あたしは聴き入っていた。 同じ優弥さんが作っているとは思えないほどの曲。 それでも、変則的なコード変化や癖のあるベースラインが輝く。 あぁ、やっぱり優弥さんは天才だ。