「えー!?やめてくださいよ!!」 会議室に中山の声が響き渡った。 「Fにオタ芸!? 戸崎さん! あなたFをナメているのですか!?」 中山の顔は真っ赤だ。 そんな中山を、まあまあと周りが宥める。 「ナメてますよ。 それに絶対ウケるよ! そのくらいやらないと、焼き肉もらえないよ?」 俺の言葉に、 「戸崎さん……あなたって人は……」 中山はがっくり肩を落としていた。