頭にアルコールが回る。 かぁーっと顔が熱くなる。 そして、いい気分になる。 これならいける。 いけるよ! 「中山……」 朦朧とする意識の中で、中山を見る。 中山は少し驚いたように俺を見た。 そして…… 「ととと戸崎さん…… おおおおおお酒弱いんじゃ……」 超上ずった声でそう言う。 だが、すでに出来上がった俺には、全てがどうでも良くなっていた。 「ごめん!」 テーブルに額を打ち付けた。 「ごめん、中山! 色々ごめん! まじでごめん!!」