「中山」 名前が呼ばれ、振り返る俺。 そして俺の身体を、この上ない恐怖が襲った。 だって…… 俺の後ろに立っていたのは、いつもの笑顔の戸崎さんだったから。 その笑顔を見て、涙が出そうになる。 言葉が出てこない。 「飲みに行かない?」 戸崎さんはそう言った。