でも…… 「俺、唯ちゃんとも学祭出たんだよ。 その時一緒に練習したんだ」 嬉しそうに言う碧。 碧は本当にお姉ちゃんが好きなんだな、と思った。 そして、またお姉ちゃんに嫉妬してしまった。 ずるいよ、碧に教えてもらうなんて。 ずるい! でも…… よく考えたら、今はあたしの隣に碧がいる。 ずるいと思うなら、あたしももっと積極的にならなきゃ。 「あたし、Lの曲を練習してるの」 「うん」 碧はやっぱり笑顔で聞いてくれる。 「俺で良かったら、聴かせて」