彼らは入り口に立っていた。 彼らの一番前に立つのは艶。 白色のシャツに、ゆったりめのパンツ。 片足の裾を捲り上げていて。 頭には白いハットを被っていた。 その赤いギターが映えている。 艶の後ろに、玄、碧、酙と並んでいる。 三人も白い衣装を着て、背筋を伸ばしてお父さんを見ていた。 「seizoさん、スタッフの皆さん、今日は遠いところからありがとうございました」 艶の声が響く。 「自分たち四人も精一杯させていただきます」 そう言って四人は頭を下げた。