だけど…… 「唯ちゃん、大丈夫?」 いつの間にか紅さんがいて。 心配そうにあたしを見ていて。 「蒼の馬鹿。 今度半殺しにしてやらないといけないね」 ぷんぷんと怒っていた。 そんな紅さんといると、劣等感なんてどうでもよくなってきて。 あたしは首を横に振っていた。 「こうやって、かっこいい蒼を見るのも好きなんです」 そう言っていた。 「みんな、すごく上手なんですね」 「蒼はあたしが鍛え上げたんだ」 へぇー。 紅さんが! 紅さんも相当上手いんだろうな。 そう感動していた時だった……