続・危険なアイツと同居生活







「いい加減にして」




あたしは立ったまま震えていた。

そして、我慢の限界に達していた。




「あたしは、お父さんの人形じゃない。

それに、お父さんより蒼のほうがよっぽど大人だよ。

これ以上二人に迷惑をかけるなら、二度と家に帰らないから!!」




そう言って事務所を飛び出していた。






最悪だ。

蒼を傷つけるだけでなく、優弥さんとの契約まで打ち切りだなんて。

許せない。

そんな理不尽な考えなんて!